2023年の明和義人祭では「岩船屋佐次兵衛役」役で参加をされました。参加してみての印象はいかがでしたか?
相澤:
お祭り全体の雰囲気はとても良かったですね。初めて参加してみて、コアなファンがいるお祭りだということにも気付かされました。学生さんや子どもたちの楽しそうな姿が印象的でしたね。ちょうどその日は、新潟市内で他にもイベントがたくさん開催されていたようで、思っていたよりもマスコミが少なかったのが、ちょっと残念だったかな。来年はもう少しマスコミを呼んで人を呼び込むのが課題かもしれませんね。
岩船屋佐次兵衛は物語の中で、ちょうど相澤さんと同年代だそうですね。
相澤:
「年配の人」ということは分かっていましたが、当時の年齢を調べたら70歳近くだったんですね。私が今71歳なので、あぁ同年代だったのかと(笑)。新潟らしく自治ができたというのは、本当に素晴らしいことだと思いますし、その伝統は今でも新潟市で続いているかというと…どうかな?と思う部分も少しありますよね。そういう意味で、政治任せになっている現状を変えていくためにも、明和義人のように町で暮らす私たちが声を上げていくことが大事なんじゃないかと改めて感じました。お祭りを通して、まちの課題が明確になったかもしれませんね。